HOME > 活動プロジェクト > プロジェクトレポート > ジュニア/ユース アスリート養成サマ-キャンプ2014

活動プロジェクト

活動プロジェクト

ジュニア/ユース アスリート養成サマ-キャンプ2014

ジュニア/ユース アスリート養成サマ-キャンプ2014 2014年8月22日(金)・23日(土)に1泊2日で横浜ゴム株式会社湘南セミナーハウスにて、 ジュニア/ユース アスリート養成サマ-キャンプを開催しました。

キャンプ概要

日時 2014年8月22日(金)・23日(土)
場所 横浜ゴム株式会社
湘南セミナーハウス
目的

1)自分自身を知ること、チャレンジドスポーツ・社会に関する様々なこと(現状・動向など)を知ることにより、将来に対する自分の指針を見つけ出す。

2)相互協力や自己の持つ無限の可能性を信じて活動することの大切さを学ぶことにより、自立心の高揚と積極的に社会参加できる人格形成を構築する。

講師
  • 香西宏昭(プロ車いすバスケットボールプレーヤー)
  • 内野恵美(東京家政大学准教授)
  • 廣瀬秀行(国立障害者リハビリテーションセンター研究所 シーティングコンサルタント)
  • 黒崎 隆(弁護士・車椅子ユーザー)
  • 高原俊道((株)エランシア 代表取締役)

プログラム

ワークショップ

講話

その他

キャンプレポート

講話

「アスリートとして必要なこと」
(講師 プロ車いすバスケットボールプレーヤー 香西宏昭氏)

サマーキャンプ2014の先陣を切って、トップアスリート香西選手を講師に迎え、今までのチャレンジ、競技と勉強の両立(ダブルキャリア)の大切さ、そして競技に対する心構えなど、海外での経験を自身の言葉でお話しいただき、トッププロならではの説得力のある講義でした。

プロ車いすバスケットボールプレーヤー 香西宏昭氏

プロ車いすバスケットボールプレーヤー 香西宏昭氏

香西選手は2008年北京パラリンピック、2012年ロンドンパラリンピックに日本代表として出場し、米国留学時代の2012年・2013年には2年連続で全米大学車いすバスケットボール選手権のMVP(最優秀選手賞)を受賞。2013年9月には日本人として初めてドイツのスポーツクラブ「ハンブルガーSV」傘下の車いすバスケットボールチーム「BGバスケッツ・ハンブルク」に加入。現在ドイツの車いすバスケットボールブンデスリーガ(連邦リーグ)で活動中で、2016年のリオデジャネイロパラリンピック、2020年の東京パラリンピックでも活躍が期待されています。

講話

「アスリートに必要な食事とは」
(講師 東京家政大学准教授 内野美恵氏)

内野先生には、一日における理想の食事バランスと量、アスリートの食事がパフォーマンスと密接な関係があること、食事に気を遣う選手と遣わない選手の差は広がっていく可能性があることなど、アスリートとして本当に成長したいのなら食事のことについても真剣に考えることが大切であることをお話しいただきました。

東京家政大学准教授 内野美恵氏

東京家政大学准教授 内野美恵氏

博士(学術)・管理栄養士・健康運動指導士。日本障がい者スポーツ協会科学委員会委員。日本パラリンピック委員会医科学情報サポート栄養代表。農林水産省東京食育推進ネットワーク幹事。車椅子の子どものスポーツ支援をするNPO法人バラエティクラブジャパン理事。

講話

「この職業に就いた理由とは」
(講師 弁護士 黒崎 隆氏)

大学3年時、交通事故で車いすでの生活となったが、当時は車いすになったことによって就職が難しい時代であったことから何かしら資格を取って仕事をしたいと思い、どうせなら一番難しい司法試験を受けて人の役に立てる弁護士になろうと決意し弁護士となった経緯のほか、人生においてマイナスなことがあったとしても、考え方次第で次の展開が違ってくると信じ、どんな人生にも無駄な時間というのは無く、どんなに回り道をしてもそれは糧になるものだという”ポジティブシンキング”でいることの大切さなどをお話しいただきました。講和後、参加者から質問も多く、一人ひとり丁寧に対応していただきました。

弁護士 黒崎 隆氏

弁護士 黒崎 隆氏

平成12年4月 フロンティア法律事務所設立。平成10年4月に東京弁護士会に弁護士登録したのち、一般民事事件の解決、企業経営に関わるリーガルアドバイス等を中心に業務を行って ​いる。また、障害のある人の権利擁護にも積極的に取り組んでいる。

講話

「成長期の子供たちの車いす上の注意」
(講師 国立障害者リハ研究所 廣瀬秀行氏)

廣瀬先生には「成長期の子供たちの車いす上の注意」というテーマで、シーティングの目的(目標)、車いす使用者の身体特性や座る技術、シーティングの基礎知識、車いすの問題点、シーティングの評価、シーティングの症例、車いす座位姿勢と寸法など、様々な角度からお話をいただきました。なかなか聞くことのない内容だったので参加者は真剣に耳を傾けていました。

国立障害者リハ研究所 廣瀬秀行氏

国立障害者リハ研究所 廣瀬秀行氏

(元)国立障害者リハビリテーションセンター研究所。厚生労働省障害保健福祉部自立支援振興室 室長補佐、福祉工学専門官。理学療法士。工学博士。

ワークショップ

テーマ
『トップアスリートとは・・・』

参加者が2チームに分かれてワークショップを実施。それぞれが意見を出し合い、議論・検討し、意見を集約していくワークショップを講師やサポートスタッフがフォローしながら行いました。このワークショップは相手の話をしっかりと聞くことができる「ヒアリング力」、相手と話し合いながら自分の意見を主張することができる「交渉力」、自分の意見を論理的に、的確に伝えることができる「提案力」、自分の専門外のことでも努力する「前向きな姿勢」、そしてそれらを磨いていこうとする「向上心」を身に付けてもらうことが主目的です。また、各チームごとの発表では、「プレゼンテーション力」として、”自分たちが伝えたいことをどのように伝えるか”を学んでもらいました。今回のワークショップを通じて、アスリートとして、そして社会人として必要と思われるヒューマンスキルを身に付け、自分自身を知るきっかけになれば幸いです。

参加者(保護者)からの感想

多岐にわたって講話をお聞きして、大変参考になりました。こういった話をお聞きできるチャンスはあまりなく、講師の方々やスタッフの皆さんが誠意をもって取り組んでおられる様子を間近に見させていただき、本当に良い経験をさせていただいたと思っています。次回も是非参加したいと思います。ありがとうございました。

ご挨拶

今回、一般社団法人日本チャレンジドアスリート協会として第1回目のキャンプを実施させていただきました。今回の講話・ワークショップによって、参加者が将来に対する自分の指針を見つけ出し、相互協力や自己の持つ無限の可能性を信じて活動することの大切さを学んでいただければ幸いです。至らないところもあったかもしれませんが、一定の成果が得られたと思っております。ご協力いただいた皆様、心から御礼申し上げます。